理想の職場について、単に「給料が高い」「福利厚生が手厚い」といった待遇面だけでは語りきれません。以下私が考える理想の職場が持つ要素について4つ挙げます。 ・高い心理的安全性 自分が仕事をしていて何か困ったことがあったときに同僚に気兼ねなく相談できる環境。そんな雰囲気があるだけで、人は安心して自分の力を発揮できるようになるのではないでしょうか。失敗を責められたり、意見を遮られたりすることなくお互いにフォローし合える関係性があることでのびのびと仕事ができます。それゆえ自分のパフォーマンスを発揮しやく、成果も挙げやすいことでしょう。心理的安全性の高い職場は働く人だけでなく、会社としても業績アップにつながりやすいのではないでしょうか。 ・成長分野で仕事ができる 今後の成長が見込まれる分野で仕事ができることも大きな魅力です。市場が伸びている分野に身を置けば、必然的にその分野に関するスキルや経験が積み重なります。それによって、自分の市場価値も高まっていき、今働いている会社以外でも通用する力が身についていくことでしょう。そう感じられる仕事も大きなやりがいにもつながるはずです。 ・自分の得意が活きる 自分の得意分野を活かせる職場であれば、日々の業務が楽しく感じられることも増えます。得意なことなら結果も出しやすいですし、他の人よりも一歩リードできる可能性があります。例えば、営業職は人と話すことが得意な人にとっては天職でしょう。取引先と良好な関係を築きやすかったり、社内でも人脈を構築して仕事を進めやすかったりして成果を挙げやすいのではないでしょうか。成果の積み重ねが自信となり、さらに仕事へのモチベーションが上がるという好循環が生まれます。 ・法令遵守 忘れてはならないのが法令をきちんと守っている職場であることです。サービス残業や休日出勤が常態化しているような職場は組織として機能しているとは言いがたいです。社員を守る体制が整っていてこそ、長く安心して働き続けられる職場と言えるのではないでしょうか。 1日の大半の時間を費やす仕事。このような要素を持つ職場で働けたら、単にお金を稼ぐだけでなく人生の満足度も上がるのではないでしょうか。